千寿庵 長崎屋

千寿庵のこと

◆ 千寿庵 長崎屋のこと

昭和4年創業以来、親子3代にわたり和菓子をつくってまいりました。その代々受け継いできたものの中で、特に大事にしてきたものがあります。
伝えたいのは
「お客様の満足するお菓子作りに尽力する」こと
私たちはお客様が食べた瞬間にこぼれる笑顔を目指して、常日頃より行動し考えてお菓子作りに励んで参りました。その結果として言えるかわかりませんが、90年近く続いてきたものであるとも考えますし、これからもこのことを大事にし、後世に受け継いでいきたいと考えています。
またもう一つ大事にしていることは、
「菓子屋として社会に貢献したい」ということ
弊店は菓子やとして社会に貢献することも大事な仕事であると考えています。取り組みとして、「菓子業界」や「地域(町・人)」の発展のために努力しています。
弊店のお菓子で、皆様のひと時がほっとするような時間を作れればと存じます。どうぞ今後とも千寿庵長崎屋をよろしくお願い申し上げます。

◆ 和菓子職人の新しい挑戦

「温故知新 伝統の菓子を大事にし、
且それを斬新で新しいものに」
上にも書きましたように長崎の伝統的な菓子は受け継いで守らなくてはいけないと考えています。しかしながらそれを守りながらも、時代に合った新しいお菓子作りにも挑戦していき、お客様に喜んでいただきたいという考えも持っております。まさしく温故知新の考え方で、伝統的なものを大事にしつつ、新しいものに変えていく弊店のテーマとしているところであります。

◆ 長崎伝統菓子への想い

「守らないといけないという強い使命感」
長崎の地で菓子屋として90年やってまいりましたが、長崎の伝統菓子への思いは強いのではないかと存じます。長崎の伝統菓子は「長崎カステラ」「桃カステラ」をはじめたくさんありますが、特に「有平糖」「金花糖」「口砂香」に関しては少なくなった製造元として、製造技法や歴史、道具など受け継がなくてはならないという強い使命感をもっております。その一つとして、近年では長崎市から認定された「さるく見聞館」として、地元の方や観光客などに長崎の菓子についてお話しさせていただいたりしています。